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02月22日-01号

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  1. 日進市議会 2023-02-22
    02月22日-01号


    取得元: 日進市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    令和 5年  3月 定例会(第1回)        令和5年第1回日進市議会定例会本会議[2月22日(水)]1.開会式       令和5年2月22日(水)午前9時30分                   議長挨拶                   市長挨拶1.開議        午前9時35分 議長宣告1.会議に出席した議員         1番 山田久美        2番 舟橋よしえ         3番 白井えり子       4番 大川 博         5番 武田治敏        6番 水野たかはる         7番 ごとうみき       8番 坂林たくみ         9番 山根みちよ       10番 道家富好         11番 青山耕三        12番 小野田利信         13番 渡邊明子        14番 川嶋恵美         15番 古川ひさお       16番 大橋ゆうすけ         17番 宮田康之        18番 福安淳也         19番 萩野 勝        20番 永野雅則1.会議に欠席した議員         なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  市長          近藤裕貴   副市長         水野隆史  教育長         岩田憲二   総合政策部長      萩野一志  総合政策部調整監    岩瀬雅哉   総務部長        石川雅之  生活安全部長      杉田武史   健康福祉部長      川本賀津三  健康福祉部参事     伊東あゆみ  こども未来部長     棚瀬浩三  都市整備部長      蟹江健二   都市整備部参事     伊藤信一郎  産業政策部長      長原範幸   産業政策部参事     吉川 浩  学習教育部長      加藤 誠   総務部次長兼税務課長  石川誠司  生活安全部次長防災交通課長              鬼頭 聡1.会議に職務のために出席した者の職氏名  議会事務局長      伊東敏樹   議会事務局次長兼議事課長                                 山田 進1.会議に付した事件  議案第1号 専決処分事項の承認を求めることについて(令和4年度日進市一般会計補正予算(第10号))  議案第2号 日進市企業版ふるさと納税地方創生基金条例の制定について  議案第3号 日進市道の駅地域振興施設の設置及び管理に関する条例の制定について  議案第4号 日進市立小中学校部活動地域移行検討委員会設置条例の制定について  議案第5号 日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正について  議案第6号 日進市介護保険条例の一部改正について  議案第7号 日進市国民健康保険条例の一部改正について  議案第8号 日進市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び日進市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第9号 日進市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について  議案第10号 令和4年度日進市一般会計補正予算(第12号)について  議案第11号 令和4年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について  議案第12号 令和4年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について  議案第13号 令和4年度日進市介護保険特別会計補正予算(第2号)について  議案第14号 令和4年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について  議案第15号 令和5年度日進市一般会計予算について  議案第16号 令和5年度日進市国民健康保険特別会計予算について  議案第17号 令和5年度日進市後期高齢者医療特別会計予算について  議案第18号 令和5年度日進市介護保険特別会計予算について  議案第19号 令和5年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第20号 令和5年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第21号 令和5年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計予算について  議案第22号 令和5年度日進市下水道事業会計予算について  議案第23号 市道路線の認定及び廃止について  議案第24号 令和4年度日進市一般会計補正予算(第11号)について  議案第25号 工事請負変更契約の締結について(日進美化センター解体撤去工事)  議案第26号 日進市公平委員会委員の選任について  議案第27号 日進市公平委員会委員の選任について  議案第28号 日進市公平委員会委員の選任について1.議事日程  日程第1 会議録署名者の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告       1 議長       2 副市長  日程第4 施政方針演説  日程第5 議案第1号について       (上程・説明・質疑・討論・採決)  日程第6 議案第2号から議案第23号までについて       (上程・説明)  日程第7 議案第24号について       (上程・説明・委員会付託・委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決)  日程第8 議案第25号について       (上程・説明・質疑・委員会付託・委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決)  日程第9 議案第26号から議案第28号までについて       (上程・説明・質疑・討論・採決)1.閉議        午後3時28分 議長宣告        開会式     午前9時30分 開式 ◎伊東議会事務局長 ただいまから令和5年第1回日進市議会定例会の開会式を行いますので、御起立願います。 最初に、議長から挨拶があります。     〔議長 青山耕三登壇〕 ○議長(青山耕三) おはようございます。 令和5年第1回日進市議会定例会の開会に当たり、一言御挨拶申し上げます。 本日、議員の皆様並びに市長はじめ執行部の御出席を賜り、ここに第1回日進市議会定例会が開催されますことを厚く御礼を申し上げます。 さて、本定例会には、令和5年度各会計の当初予算をはじめ、多くの重要案件が提出をされております。特に当初予算につきましては、市政の意思決定機関として市民の意思を市政に反映させるために、様々な視点から議論を尽くす最重要議案であります。 将来を見据え、必要な事業の実施と健全財政の維持、その両立を目指した予算になっているか、また、市民の皆様の安全・安心を守る取組が効率的かつ効果的に実施できる施策となっているかなど、幅広い視点で、昨年11月に導入したタブレット端末を活用しつつ、慎重かつ活発な審議をいただきますようお願いを申し上げます。 議員各位におかれましては、現議員として開催する任期最後の定例会であります。本定例会が市民の皆様に実りのある会議になりますことを御期待申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ◎伊東議会事務局長 次に、市長から挨拶があります。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 令和5年第1回日進市議会定例会の開会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、本日の定例会に御参集をいただき、厚く御礼を申し上げます。 トルコ南東部で発生いたしました大地震では、2月22日現在の死者数が4万8,000人を超えたと報道されております。お亡くなりになられた方へ哀悼の意を表しますとともに、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。 地震大国であります日本では、いつどこで同様の地震が発生するか分かりません。本市といたしましては、市民の皆様の生命と財産を守るため、今後もしっかりと防災・減災対策を進めてまいります。 さて、本議会に提案させていただきます議案は、28議案でございます。 内訳といたしましては、条例関係では、制定が3議案、一部改正が5議案、予算関係では、令和4年度の補正予算が7議案、令和5年度の当初予算が8議案でございます。その他の議案が5議案でございます。 また、報告案件といたしまして、専決処分事項が1件ございます。 議員の皆様には、各議案とも慎重なる御審議の上、御議決、御賛同いただきますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎伊東議会事務局長 これをもちまして、開会式を終わります。 御着席願います。     午前9時34分 閉式-----------------------------------     午前9時35分 開議 ○議長(青山耕三) 開議に先立ち報告します。 本定例会では、新型コロナウイルス感染症対策のため、議員並びに執行部につきましては間隔を空けて着席しております。 本日、広報用の撮影を許可しました。 本日の出席説明員は、お手元に配付したとおりであります。 ただいまの出席議員数は20人です。定足数に達していますので、令和5年第1回日進市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 なお、本定例会における古川ひさお議員に係る表決については、挙手を認め、起立したこととみなします。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程表のとおりです。 これより本日の日程に入ります。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第1、会議録署名者の指名を行います。 会議録署名者は、会議規則第88条の規定により、議長から12番小野田利信議員、14番川嶋恵美議員を本定例会の会議録署名者に指名します。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月24日までの31日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、会期は31日間と決定しました。 会期中の会議予定については、お手元の会期日程表のとおりですので御了承願います。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第3、諸般の報告を議題とします。 議長から報告します。 専決処分事項の報告について、市長から報告がありましたので、お手元に配付してあります報告第1号をもって説明に代えることといたします。 次に、監査委員から、令和4年11月分、12月分の例月出納検査結果と、健康福祉部市民課及び介護福祉課、日進市立日進西中学校及び香久山小学校の定期監査結果の報告が本職にありましたので報告します。 なお、詳細資料は、議会事務局に備えてあります。 次に、1月24日から25日までを派遣期間とし、大津市で開催されました市町村議会議員特別セミナーに大川博議員と山田久美議員が出席しましたので報告します。 次に、1月27日に日進市役所で開催しました議員研修会に全議員が参加しましたので報告します。 次に、1月31日に豊明市で開催されました豊明市・日進市・東郷町議会議員合同研修会に全議員が参加しましたので報告します。 次に、2月3日に大府市で開催されました愛知県市議会議長会定期総会に私と副議長が出席しましたので報告します。 次に、陳情の取扱いについて報告します。 陳情第1号、放課後子ども教室長期休業期間早朝利用に関する陳情書は、福祉厚生委員会へ付託します。 陳情第2号、政党機関誌(赤旗)の市庁舎内での勧誘・購読・配達を自粛する事に関する陳情は、全議員に写しを配付することとします。 次に、行政報告を行っていただきます。 副市長。     〔副市長 水野隆史登壇〕 ◎水野副市長 それでは、議長の御指名がございましたので、令和5年第1回日進市議会定例会の開催に当たり、令和4年第4回定例会以降の行政について、主な事業の概要を御報告申し上げます。 初めに、生活安全部関係でございます。 12月1日に市民会館におきまして、日進市交通安全・防犯・防災年末夜警合同出発式を行い、愛知警察署、尾三消防組合をはじめ、地域の交通安全・防犯・防災活動に取り組む各種団体や委員、消防団など、合わせて約130人が一堂に会し、年末年始の無事故、無火災、無災害を祈念いたしました。 また、12月11日に市民会館におきまして、多様な性や生き方への理解促進をテーマとしました人権シンポジウムLGBTQ講演会」及び人権観劇会「わたしとわたし、ぼくとぼく」を開催いたしました。人権シンポジウムには56人、人権観劇会には255人の参加があり、性の在り方を理由とした偏見や差別、不平等をなくすための啓発を行いました。 また、12月23日に自動運転技術を活用した新モビリティサービスの実装と地域交通の利便性向上に連携して取り組むためのコンソーシアムを設立することを目的とし、BOLDLY株式会社名鉄バス株式会社株式会社セネック株式会社マクニカ及び名城大学と協定を締結いたしました。1月25日には協定披露式及び自動運転バス実証実験出発式を開催し、翌26日から市役所-日進駅間で運行実験を開始いたしました。 また、1月8日にスポーツセンターにおきまして日進市消防出初式を開催し、消防団をはじめ約140人の参加があり、市民の安全・安心を守る決意を新たにいたしました。 また、2月13日付で、地域循環型社会の推進に向け、日進市が抱える課題の検証と解決に向けた具体的な取組に資することを目的として、株式会社アイシン地域循環型社会の推進に関する連携協定を締結いたしました。今後は、ごみや資源の効率的な収集、運搬やごみの減量などについて、連携、協力して取り組んでまいります。 次に、健康福祉部関係でございます。 12月1日に市民会館におきまして、任期満了に伴う一斉改選が行われました民生委員、児童委員、主任児童委員の委嘱式を行い、101人の委員が厚生労働大臣からの委嘱を受けました。あわせて、委員を退任された41人に感謝状を贈呈いたしました。 新型コロナワクチンの2月12日現在の接種人数は、1回目7万4,616人、2回目7万4,193人、3回目6万596人、4回目3万5,586人、5回目1万7,155人です。うち、オミクロン株対応ワクチンの接種人数は、3万3,649人となっております。 また、妊婦・子育て家庭への伴走型相談支援と出産・子育て応援給付金事業を2月1日から開始し、令和4年4月以降に妊娠または出産している対象者に案内を発送いたしました。 次に、学習教育部関係でございます。 1月8日に市民会館におきまして二十歳の集いを開催し、今年度に20歳を迎える方998人のうち760人が出席いたしました。新型コロナウイルス感染症対策として、2部制で実施をいたしました。 また、1月14日に愛・地球博記念公園におきまして、3年ぶりに開催されました第15回愛知県市町村対抗駅伝競走大会に出場しました日進市代表チームは、日頃の練習の成果を発揮し、市の部38チーム中14位の成績を収めました。 また、1月15日に市民会館におきまして、警察官の仕事を紹介するイベントを開催いたしました。当日は愛知県警察音楽隊によるコンサートのほか、愛知警察署による仕事紹介ブース、パネル展示などを行い、約650人の来場者がございました。コンサート後半には警察音楽隊による演奏指導を受けた市内在住・在学の中学生、高校生、大学生36人が警察音楽隊との合同ステージに出演し、会場を盛り上げました。 続きまして、各組合議会及び広域連合議会について御報告をいたします。 初めに、尾三消防組合議会でございます。 令和4年12月定例会が12月27日に開催され、職員の定年等に関する条例の一部改正、職員の給与に関する条例の一部改正、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備、令和4年度一般会計補正予算(第3号)についての5議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、尾三衛生組合議会でございます。 令和4年第2回臨時会が12月26日に開催され、廃棄物処理施設整備基金条例の制定、職員の給与に関する条例及び会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についての2議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。このほか、専決処分事項について1件の報告がなされております。 次に、愛知県後期高齢者医療広域連合議会でございます。 令和5年第1回定例会は2月14日に開催され、令和4年度一般会計補正予算(第3号)、令和4年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、権利の放棄、個人情報の保護に関する法律施行条例の制定、管理監督職勤務上限年齢制に関する条例の制定、職員の給与に関する条例等の一部改正、後期高齢者医療に関する条例の一部改正、令和5年度一般会計予算、令和5年度後期高齢者医療特別会計予算議会個人情報の保護に関する条例の制定についての10議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、愛知中部水道企業団議会でございます。 令和4年第3回定例会が12月26日に開催され、職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正、令和4年度水道事業会計補正予算(第1号)についての2議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 また、令和5年第1回定例会が2月20日に開催され、個人情報保護法施行条例の制定、個人情報保護審議会条例の制定、職員の定年等に関する条例の一部改正、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備、令和5年度水道事業会計予算、議会の個人情報の保護に関する条例の制定についての6議案が提案され、いずれも原案のとおり可決されました。 最後に、工事請負契約について御報告をいたします。 11月13日から2月4日までの契約金額1,000万円を超える工事請負契約は5件でございます。工事請負契約報告書をお配りいたしましたので、御確認のほどよろしくお願い申し上げます。 以上をもちまして、行政報告を終わらせていただきます。 ○議長(青山耕三) 以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第4、施政方針演説を行っていただきます。 市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 40分ほどお時間をいただきたいと思います。私も頑張りますけれども、皆さんも辛抱して頑張ってください。 初めに。 令和5年第1回日進市議会定例会の開会に際しまして、令和5年度の施策及び当初予算をはじめとする各議案の御審議をお願いするに当たり、市政運営の基本的な考えを申し上げます。 初めに、WHOが新型コロナウイルス感染症のパンデミックを宣言し、3年が経過しました。この間、世界は不安の底に突き落とされ、多くの国で何万人、何十万人という命が犠牲となりました。我が国でも感染拡大の波が何度もやってきて、その都度、ダメージを負いながらも、ウイルスとの闘いの最前線に立つ医療関係者、介護現場や保健所の従事者など、人々の懸命な努力や忍耐によって、それらを乗り越えてまいりました。現在は、感染症法上の分類変更も含め、ウィズコロナへの新たな局面を迎えようとしております。 一方、1年前のロシアによるウクライナ侵攻の影響などにより、光熱費や食料品費の値上がりが続くなど、物価高問題が市民の皆様の不安材料に加わり、私たちの生活に新たな苦難が生じています。 こうした状況下で、国は経済回復策をはじめ、脱炭素社会の構築やエネルギー政策を進めるとともに、子ども・子育て政策も強化する方針を示しております。さらには、デジタル技術などを用いて人々の生活をよいものに変革するデジタルトランスフォーメーション、いわゆるDXを推進しており、様々な分野での新たな社会環境への適応を進める構えです。 本市といたしましても、令和5年度を新たなフェーズに移行する年と位置づけ、誰一人取り残さない社会の実現に向け取り組んでまいります。誰もがこれまで以上に日進に住み続けたいと思えるようなまちづくりを皆様と共に進めてまいりますので、市民の皆様、議員各位には、より一層の御理解と御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。 令和5年度の取組について。 新型コロナウイルス感染症と対峙した3年間、各自治体は前例のない課題が次々と押し寄せる事態に直面いたしました。本市では、ワクチン接種事業各種給付事業商工業振興事業などに対し、職員が部署を超え協力し、よりスピーディーかつ正確に確実に効果をもたらすように、全庁一丸となり取り組んでまいりました。 こうした貴重な経験の積み重ねが職員や組織の責任感を強くし、職員を成長させ、組織の結びつきを強固なものとしました。職員一人一人が日進市について考え、市民のことを思って行動するとともに、自発的に協力する体制があれば、これからの新たな社会変革の波にも、「チームにっしん」として対応していけるものと確信しています。 また、本市は令和6年度に市制30周年を迎えます。こうした節目に当たる年は、事業などを通じてまちや人がさらなる成長を遂げるよい機会になり得ます。令和5年度は、その準備の年であると同時に、変革する社会に失敗を恐れず勇気を持ってチャレンジする年であると考えています。 市制30周年のテーマは、市内にお住まいの5歳のお子さんが御提案くださいました「たのしいをいっぱいつくる」となりました。このテーマは、本市の今後のまちづくりがイメージでき、市民の皆様に愛着を持って覚えていただけるものと思います。 子どもたちの屈託のない笑顔を見て、子育てが「たのしい」。地域の活動に参加し人との出会いが「たのしい」。学ぶことが「たのしい」。友達や家族とのおしゃべりが「たのしい」。ありがとうと言ってもらえる仕事が「たのしい」など、日々の暮らしの中にはたくさんの「たのしい」が満ちあふれています。こうした市民の皆様の日常を守ることが行政の役割であると考えています。 日々の暮らしの中において、市民一人一人が自らの個性を発揮し「たのしいをいっぱいつくる」ことを、市としても応援させていただきます。市制30周年のテーマは、まさにそうした市民主体のまちづくりをイメージするテーマでございます。 令和5年度は、市民の皆様の「たのしい」を大切にしながら、数多くの事業を展開していくとともに、市制30周年に向けた準備を進めてまいります。 SDGsの取組。 本市では、持続可能な社会の実現に向けた17のゴール、SDGsを達成するための取組を推進しています。これまで、持続可能な開発目標の1つである教育、いわゆるESDが重要であると考え、人づくりを中心に取り組んでまいりました。令和4年度には企画政策課の所管事務にSDGsを明記し、現在、SDGsの推進方針を踏まえた取組を検証し、推進体制の見直しや行政施策に浸透させていくための仕組みづくりなどを進めております。 そこで、令和5年度から機構改革に併せ、体制を強化した生涯学習部がESDの推進に取り組むことで、さらなるSDGsの浸透を図ってまいります。 また、SDGsの推進は、特定の分野に偏ることなく、17のゴールをバランスよく取り組む必要がございます。そのためには、市民、事業者、教育機関、NPOなどがそれぞれの強みを生かし、協働することが重要であることから、ステークホルダーの皆様の認知度、関心度を高めていくため、様々な広報媒体を活用した普及、啓発を進めてまいります。 現在、SDGsにつきましては、第6次日進市総合計画に基づき、SDGsとひもづけられた事業を様々な分野において展開しているところであり、その一例として、3月にはパートナーシップ宣誓制度の運用を開始します。男女共同参画の推進、女性活躍の推進はもとより、多様性を認め合う社会の実現を目指してまいります。 令和5年度の実施計画においては、SDGsの基本方針を示し、持続可能な行政経営を進めていくため、DXなどによる事務事業の構造的見直し、民間資源を活用した事業の最適化、効率化、ふるさと納税などによる歳入増加などに取り組んでまいります。さらに、将来に向け、施設機能の計画的な最適化や統合、公共資産マネジメントの体制強化、人口減少社会を見据えた職員体制の構築などに取り組んでまいります。 令和5年度の主要事業などについて。 それでは、総合計画の基本目標に基づきながら、令和5年度の新規事業及び主要事業などにつきまして御説明させていただきます。 初めに、「健やかに暮らす」に関する取組でございます。 子育て支援につきましては、保育園の第3子以降に係る保育料の所得制限などを撤廃し、完全無償化といたします。また、施設整備費を補助いたしました認定こども園が開園することで、保護者の多様な保育ニーズに対応してまいります。 学校や保育園などにおいて医療的ケアが必要な子どもにつきましては、集団生活を通して他者との豊かな関わりを持てるよう看護サービスを提供していくほか、ひとり親家庭などに対する学習等支援事業の対象を中学生から小学生高学年までに拡充するなど、生まれ育った環境で子どもの現在と将来が左右されることがない社会の実現に向け、支援してまいります。 また、これまでの中学校卒業までの医療費の無償化に加え、高校生世代につきましても、通院費を含めた医療費の自己負担分の全額助成を検討するなど、支援の充実を図ってまいります。 さらに、産後に育児不安などがあり、家族などから援助が受けられない1歳未満の子どもと母親につきましては、心身のケアなどの育児サポートが受けられるよう、民間産科施設の整備費用の一部を助成するほか、妊娠、出産を望む夫婦を対象に不妊治療前ペア検査費用を助成してまいります。 さらに、国の出産・子育て応援事業として、妊娠届出時及び出産時において相談と経済支援を一体的に行うなど、安心して子育てができる環境を整えてまいります。 次に、高齢者福祉・介護保険につきましては、介護予防事業への参加状況や健診結果などの情報を一元化することで、対象者に応じた事業案内、効果測定、施策検討など、保健事業と介護予防の一体的な実施を進めてまいります。また、福祉会館でカラオケ機器による介護予防・健康増進コンテンツを活用した社会参加、生きがいづくりを実施するなど、高齢者が元気で安心して暮らしていけるよう支援してまいります。 地域共生社会の実現を目指す地域福祉の取組では、愛知県のモデル事業として地域住民による高齢者移動支援事業が現在8地区で実施されています。令和4年度末でモデル事業が終了となることから、2台目となる車両を配備するなど、引き続き、地域の支え合い、助け合いの取組を後押ししてまいります。 地域福祉、介護、障害、保険、健康などの各種計画づくりにつきましては、アンケート調査や各分野の連携に配慮した計画策定を進めることで、安心な暮らしを支援、保障してまいります。 行政サービスにつきましては、デジタル技術などを活用し、書かない・待たないスマート窓口を導入してまいります。さらに、マイナンバーカードの市民カード化などを進め、各種サービス利用時のストレスのない窓口体制を整えてまいります。 次に、「安全・安心を高める」に関する取組でございます。 風水害、南海トラフ地震などを想定した防災・減災対策につきましては、小中学校での避難所開設運営訓練及び市職員による災害対策本部設置訓練の実施や地域が自主的に実施する防災訓練を支援することで、引き続き災害時の体制整備を進めてまいります。また、事業者との災害時協定を積極的に締結することで、停電時の電力供給に有効な電動車の確保、支援物資の提供体制の強化など、避難所における環境整備も推進してまいります。 人員の確保が課題である消防団につきましては、団本部に女性組織を配し、機能別消防団員制度などを導入することで女性や学生消防団員の確保を促し、女性や若者目線での防災・減災対策を進めてまいります。さらに、3次元化、可視化した都市情報、災害リスク情報を周知することで、市民の防災意識の向上を図ってまいります。 公共施設などの強靱化につきましては、国の支援を活用し大規模盛土造成地の変動予測を調査するほか、スポーツセンターエントランスの天井改修工事の設計を進めるなど、大規模災害時のリスク軽減を図ってまいります。 次に、交通安全の取組につきましては、教育委員会、警察、区などと連携し通学路交通安全プログラムを策定し、危険箇所の洗い出しと安全対策を実施してまいります。また、香久山地区などを含めた地域の皆様が生活道路を安全に利用できるよう、各地域で対策を検討してまいります。 防犯の取組でございますが、防犯カメラにつきましては、引き続き、幹線道路への設置のほか、区、自治会への新設、修繕の補助金を交付することで、地域における防犯体制の強化を進めてまいります。 また、市の公用車のほか市内を移動する車両に搭載されたドライブレコーダーを動く防犯カメラとして有効に活用できるよう、事業者との協定締結も検討してまいります。 さらに、自主防犯活動団体や通学路の見守り活動など、まちの見守り体制の充実を支援してまいります。 次に、「暮らしやすいまちを創る」に関する取組でございます。 道路整備につきましては、野方三ツ池公園線の整備区間を延伸し、集落内の通過交通対策と事業の加速化、効率化を図ってまいります。赤池・浅田2号線などの市道整備も着実に進めてまいります。国道153号や名古屋瀬戸道路をはじめとする主要幹線道路につきましても、国、県などへ積極的に要望活動を行うことで、利便性の向上や渋滞緩和、歩行者の安全確保など、安全で円滑な道路交通環境の整備を進めてまいります。 また、本市では、道路、橋梁をはじめ、多くの公共施設などで老朽化が進んでいます。市民の安全・快適性を確保し、中長期的な更新、修繕などに係るトータルコストの縮減のため、新たにインフラ資産の修繕予算枠の制度を導入することで、計画的に修繕を進め、公共施設などの長寿命化を図ってまいります。 スマートインターチェンジの整備につきましては、地元地域との調整結果を反映した変更計画に基づき、周辺道路の整備に向けた用地取得を進めるとともに、施工工程の検討など、関係機関と調整を行うことで、着実に事業を進めてまいります。 道の駅整備につきましては、省エネによる温室効果ガス50%超えの削減を目指すZEB Readyに伴う修正設計、土木工事のほか、指定管理者の選定や名称の決定など、事業推進に取り組んでまいります。 住宅・市街地形成の取組につきましては、赤池駅周辺地区において、さらなるにぎわいの創出を図るため、引き続き市街地再開発事業を検討してまいります。さらには、日進駅西や日進香久山西部などの土地区画整理組合の支援を行うとともに、区画整理地区外に関連した事業を進めてまいります。また、(仮称)日進北部土地区画整理事業の事業化に向けた支援を継続してまいります。 公園の整備につきましては、赤池箕ノ手近隣公園の詳細設計を実施し、コミュニティー活動や健康増進の場を整備するほか、市民の皆様の憩いの場や自然環境などの学習の場となる東部丘陵地西部地区の整備に向けて、地域との意見交換が進むようイメージ図を作成してまいります。 下水道の整備につきましては、本郷町及び東山地区における下水道整備のほか、老朽化した下水道管の入替工事を施工してまいります。また、北部及び南部浄化センターの水質を監視する機器などの計画的な取替えを進め、引き続き河川の水質保全に取り組んでまいります。 次に、公共交通に関する取組でございます。 新たな交通を検討していくために、令和4年度に引き続き、デマンド交通や自動運転バスの実装に向けた取組を行ってまいります。また、名古屋商科大学のスクールバスを活用し、赤池駅からリニモ公園西駅までの区間については、ジブリパークへの路線化を目指すとともに、市内東西の幹線交通の構築を見据えた実証実験を新たに実施してまいります。 これらの実験を踏まえ、くるりんばすも含めたあらゆる交通手段のベストミックスにより、調和の取れた地域公共交通の充実を図ることで、都市の発展を支えてまいります。 次に、「ゼロカーボンシティ」に関する取組でございます。 令和5年度は、次期環境基本計画の策定の中で、地球温暖化対策実行計画を見直し、ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を進めてまいります。 現在、SDGsの意識醸成や財源確保のため、ふるさと納税寄附金の使途にゼロカーボンシティへの活用を設けています。この財源を基に、次世代自動車の購入補助や公用車への電気自動車などの導入、市役所への充電ステーションの設置など、次世代自動車の利用環境を整備してまいります。また、ゼロカーボンシティの実現に向けた寄附金のさらなる活用方法についても検討してまいります。 ごみ・資源収集処理につきましては、DX化による粗大ごみのウェブ予約を導入することで、24時間受付を可能にするとともに、ごみ収集車の位置情報の見える化を図ることで、市民サービスの向上や適正処理を進めてまいります。 また、現行のプラスチック製容器包装に加え、プラスチック製品の一部を資源化する分別収集につきましては、令和6年度の導入に向け事前周知を進めるなど、再資源化の推進を図ってまいります。 このほか、市庁内会議の電子化、市議会のタブレット使用によるICT化など、公共施設のペーパーレス化をさらに加速させることで、環境負荷の軽減に取り組んでまいります。 次に、「産業の魅力を高める」に関する取組でございます。 商工業の振興につきましては、市内事業者の研究開発、設備投資、販路開拓などを支援し、経営基盤の強化を促進してまいります。 企業誘致につきましては、東部地区企業団地の開発に向けて、引き続き企業庁と連携して取り組むとともに、旧日進美化センター跡地の民間企業への売却手続を進めてまいります。また、新たに産業立地促進奨励金を導入し、市外企業などに周知することで、本市への企業進出と市民の雇用促進を強力に支援してまいります。 観光まちづくりの推進につきましては、令和4年度に実施し好評をいただきました岩崎城天守閣プロジェクションマッピングをさらに発展させ、市内各所を光と映像のデジタルアートで彩る景観づくりなど、周遊型観光も進めてまいります。そして、令和5年度中に2つの新エリアが開業予定のジブリパークや、大河ドラマ「どうする家康」による集客をチャンスと捉え、にぎわいの創出に取り組んでまいります。また、日進グルメやまちミルなど、体験型観光メニューの充実やPRにも力を入れてまいります。 農業の振興につきましては、令和4年度に実施した農業者アンケートを踏まえ、農業振興地域整備計画を見直すことで、農業法人への農地利用集積を促すなど、耕作放棄地の解消を進めてまいります。また、農業と福祉が連携し障害者の就労を支援する農福連携の検討を進めることで、農業の担い手不足解消や地域交流の実現を目指してまいります。 有害鳥獣対策につきましては、市内に設置する全てのイノシシ用箱わなにセンサーを取り付け、捕獲効率を向上させることで、農作物の被害軽減を図ってまいります。 地元農産物の地産地消や消費拡大につきましては、市内コンビニエンスストア、スーパーマーケットの協力の下、身近で購入できる環境を整備するとともに、マルシェの開催など、市民の皆様が農を思い、触れ合い、交流できる場を創出するほか、保育園や学校での給食利用を進めてまいります。 また、6次産業化につきましては、本市のブランド米であるこはるもちを和菓子屋や飲食店などと連携し、特産品として開発していくとともに、そのほかの地元農産物についても、市内事業者の協力を得て新商品を開発するなど、ふるさと納税返礼品への登録を目指してまいります。 次に、「学びと文化で未来を創る人財を育てる」に関する取組でございます。 こちらは、教育委員会が所管する主な取組となりますので、教育長の思いも含め、述べさせていただきます。 教育委員会につきましては、生涯学習部と学校教育部の2部制を導入するとともに、学校などにおいて豊富な経験を有する人材を適材適所に配置することで、体制強化を図ってまいります。 生涯学習部は、学習政策課を筆頭課に置き、教育行政全般の戦略を策定してまいります。そのほか、市民の皆様の学びの環境を整えるため、公民連携を踏まえたキャリア教育、ESDなど、生涯学習の支援機能を強化するとともに、学校部活動の地域連携移行や学校運営協議会の設置などを通じ、学校を核とした地域づくりを進めてまいります。 これまで、生涯学習の推進につきましては、音楽のまちを目指したイベント音結祭をはじめ、子どもの主体性を育みキャリア教育を推進するこどものまち、未来を担う若者の前途を祝う二十歳の集いなどを開催し、毎年、多くの方に御参加いただいています。こうした事業を今後も継続していくことで、生涯を通じて誰もが自由に学ぶことができる環境づくりを進めてまいります。 また、指定管理者制度への移行により開館日を増やすなど、事業の充実が期待される旧市川家住宅の体験イベントや、秋の祭礼行事である米野木御馬頭の無形文化財指定に向けた協議を進めるなど、文化歴史の伝承にも取り組んでまいります。 学校教育課に指導室を設置し、指導室を中心に小中学校と関係機関との連絡調整のほか、特別支援教育や教育相談体制を整備するなど、学校教育の課題に対する対応力を強化してまいります。 学校教育につきましては、児童・生徒の増加に対応していくため、小中学校の特別教室を普通教室に改修するとともに、全ての中学校における特別教室の空調設備の整備や給食センターの設備改善工事など、環境整備を進めてまいります。 個に寄り添う教育活動につきましては、市内4中学校のうち2校に校内ハートフレンドを設置するとともに、スクールソーシャルワーカーを増員してまいります。同時に、県立日進高校の中高一貫不登校特例校の設立に係る愛知県との連携を強化するとともに、不登校など様々な問題を抱える児童・生徒への支援体制を充実してまいります。 また、学習指導講師などの処遇を改善するとともに、愛知教育大学、愛知県立大学、愛知県立芸術大学のほか、協定を結ぶ9私立大学との連携を深めることで、有能な人材の確保に努めてまいります。 さらに、学校教育課の指導室、子育て支援課に設置するこども家庭室が緊密に連携することで、子どもや家庭の悩みなどに切れ目のない相談支援を実施するほか、尾三地区自治体間連携の共同設置によるスクールロイヤー事業を進めてまいります。 最後に、「地域の自治力と行政経営力を高める」に関する取組でございます。 広報広聴につきましては、LINEポータルサイトを活用し、アンケート調査や行政への相談、各種手続がオンラインで実施できる環境を整備することで、適切に市民の意見、ニーズを把握するとともに、分かりやすい情報発信に努めてまいります。 市制30周年に向けた取組といたしましては、テーマに合わせたシンボルマークを大学連携で作成しており、市民アンケートを経て決定してまいります。さらに、機運醸成のための記念グッズや啓発グッズを作成するとともに、市民が協働する「たのしいイベント」や記念事業の選定などの準備を進めてまいります。 北庁舎の建て替えにつきましては、利用実態調査の結果に基づき、周辺公共施設の機能再編や今後の公共資産マネジメントの強化を見据えた基本構想の策定を進めてまいります。 歳入増加の取組といたしましては、地域ブランドの創出を目指したシティプロモーションとふるさと納税を連携させるほか、新たな返礼品の発掘やクラウドファンディングなど、皆様が応援したいと思っていただけるような本市の魅力を全国に発信することで、寄附金のさらなる獲得を進めてまいります。 また、CSR活動に取り組む企業などに対しては、企業版ふるさと納税を活用した施策を充実、PRすることで、寄附金の獲得増加を目指してまいります。 さらに、地域課題の解決や魅力向上の取組を支援するデジタル田園都市国家構想交付金などの獲得に積極的に取り組むほか、官公庁オークションを活用した公用車の売却など、新たな財源の確保に努めてまいります。 また、環境課題や社会的課題の解決に向けた事業の起債についても積極的に検討してまいります。 公民連携につきましては、公民連携ガイドラインの周知を図るほか、ネーミングライツに係るガイドライン作成及び募集に着手してまいります。また、指定管理者制度に関する基本方針を改訂し、PPP、PFIの導入に向けた環境を整備してまいります。 組織運営、人事マネジメントにつきましては、令和6年度から実際の任用が始まります定年延長制度が効果的に運用できるよう、準備を進めてまいります。 また、今後はDX化への対応など、戦略的な人材育成は必要不可欠となります。DXなどの新たなスキルを習得すること、いわゆるリスキリングに取り組むなど、未来志向型の職員の能力開発に努めてまいります。 主要事業などの説明は、以上でございます。 令和5年度当初予算の概要。 続きまして、令和5年度当初予算案の概要について御説明させていただきます。 初めに、国は、中長期の経済財政の見通しなどで分析した各種資料から、今後の経済見通しについては景気が持ち直していくことを期待する一方、世界経済の影響に伴う物価高騰、供給面での制約、金融資本市場の変動などに十分注意する必要があるとしております。 本市の一般会計につきましては、新型コロナウイルス感染症や国際紛争などの影響が長引く中においても、経済動向は緩やかな持ち直しの動きが見られることから、前年度から19億4,400万円増加の総額295億9,200万円とする過去最大規模の予算としております。 歳出につきましては、物価高騰などへの対応と併せて、様々な経済社会構造の転換期において、DX化などの行政課題にスピード感を持って対応し、本市の将来的な成長につながる事業を積極的に展開してまいります。 また、公共施設などの長寿命化と財政負担の平準化のため、これまで公共建築物の修繕予算枠を設けておりましたが、道路や公園などについても計画的な予防修繕を目指すため、インフラ資産の修繕予算枠を試行的に実施してまいります。 歳入につきましては、市税を前年度から6億5,700万円増加の160億2,200万円と見込んでおります。そのほか、好調なふるさと納税寄附金の状況を踏まえ、寄附金を2億8,500万円増加の6億6,800万円としたほか、将来投資への財源として、日進駅西と日進香久山西部の土地区画整理組合推進支援事業、道の駅整備事業などに5億9,900万円の市債を活用するほか、財政調整基金や公共施設整備基金などから13億円ほどを繰り入れ、基金の積極的な活用を図ってまいります。 特別会計につきましては、国民健康保険特別会計をはじめとした6つの特別会計の予算総額が151億8,200万円となり、前年度から8億2,500万円の増加となります。増加した主な特別会計では、国民健康保険特別会計が3億6,900万円、介護保険特別会計が3億6,800万円の増加となります。 なお、企業会計である下水道事業会計の予算支出総額は35億9,900万円となり、前年度と比較して2億9,200万円の増加となります。 次に、本格導入となるインセンティブ予算制度においては、予算執行の段階における新たな自主財源の確保や経費節減の取組などを評価し、その手法を全庁で共有することで、職員の自主的な創意工夫による事務改善や問題意識の向上を促すとともに、その生み出した財源を新規事業や既存事業の充実に充てるなど、限りある財源の有効活用を図ってまいります。 まとめ。 最後になりますが、私は、令和元年5月、まさに令和の始まりとともに日進市長に就任し、早いもので、その任期も終わりが近づいてまいりました。振り返りますと、新型コロナウイルス感染症対応に追われた日々であったと考えますが、ワクチン接種事業をはじめとした感染症対策では、市内の事業者様をはじめ、多くの皆様からの心温かい御支援と御協力をいただき、そうした皆様の優しさに応えられるよう、ただ全力で市政に邁進してまいりました。 市長就任当時、私が掲げました前進ビジョン、私の思いが市民の皆様の御意見や職員の創意工夫によって様々に姿、形を変え、その一部は現実のものとなりました。市長として、ICTの導入、待機児童対策、自動運転の実証実験、防犯カメラの充実、高齢者の移動支援、企業誘致、プロジェクションマッピングなどの観光事業、道の駅やスマートインターチェンジなどの都市基盤整備について進め、やりがいを感じてまいりました。多くの市民の皆様にお会いでき、お話しすることができたこと、職員と思いを同じくして頑張れたことも、この4年の成果であったと考えています。 冒頭で述べましたとおり、これから様々な分野で社会変化が進み、国が目指すべき未来社会の姿を示したSociety5.0の社会は遠い未来ではなく、現実のものになってまいります。新たな社会の到来はこれまでの枠組みの変革であることから、困難に直面したり時代に取り残されそうになったりするかもしれません。私は、こうした変化の時代こそ、SDGsの前文にある「だれひとり取り残さない」という理念の共有や、おのおのが他者を思いやる優しさが大切であると考えています。 本市では、チームにっしんがコロナ禍で培ってきた経験を糧に、困難に立ち向かってまいります。市民、民間事業者などの皆様におかれましても、それぞれが強みを生かして協働し、取り残されそうな方を含む全ての方が共に手を携えていけば、新たな社会の到来が希望に満ちたものになり、「ともに暮らす 私たちがつないで創る 人とみどりを大切にするまち 日進」が実現すると確信しています。 市民の皆様、議員各位におかれましては、より一層の御支援並びに御理解と御協力を賜りますよう心からお願いを申し上げ、令和5年度の施政方針とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(青山耕三) 以上で施政方針演説を終わります。 会議の途中ですが、ただいまから10時45分まで休憩します。     午前10時31分 休憩-----------------------------------     午前10時45分 再開 ○議長(青山耕三) 会議を再開します。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第5、議案第1号、専決処分事項の承認を求めることについて(令和4年度日進市一般会計補正予算(第10号))を議題とします。 議案は、お手元に配付したとおりです。 議案について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案させていただきました議案第1号につきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 この補正予算は、ふるさと納税による寄附金の増加によって、寄附受付や返礼品等に係る必要な予算措置を緊急で行う必要がありましたので、令和5年1月13日付で専決処分をしたもので、歳入歳出にそれぞれ7,278万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を314億3,195万7,000円にしたものでございます。 なお、議案の詳細につきましては、所管部長より説明させていただきますので、よろしくお願いします。 ○議長(青山耕三) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 それでは、補正予算(第10号)の内容につきまして御説明申し上げます。 初めに、7ページ、歳入でございます。 18款寄附金は1億4,400万円の増額で、ふるさと納税寄附金の増額となります。 19款繰入金は7,121万8,000円の減額で、財政調整基金繰入金の減額となります。 次に、8ページ、歳出です。 2款総務費は7,278万2,000円の増額で、ふるさと納税管理事務経費を増額するものでございます。 以上となります。
    ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 議案第1号、専決処分事項の承認を求めることについて(令和4年度日進市一般会計補正予算(第10号))の質疑を許します。質疑はありませんか。 舟橋よしえ議員。 ◆2番(舟橋よしえ) 3点質疑いたします。 1点目、専決処分により補正予算を組む必要があると判明したのはいつのことでしょうか。 2点目、想定を大きく上回る金額のふるさと納税を受け入れることになった要因をお聞かせください。 3点目、専決処分を行ったことにより、昨年分についての返礼品は、既に送付なり、手続等できているのか、お願いします。 ○議長(青山耕三) 答弁者、総務部次長。 ◎石川総務部次長兼税務課長 まず1点目、最も寄附が集中した12月分の寄附額は、1月に入ってから判明するため、その時点で速やかに補正予算を組む必要があると判断したものです。 続きまして、2点目、寄附金額が増額した主な要因といたしましては、1点目が大手ふるさと納税ポータルサイトを12月上旬に追加したこと、2点目が11月中旬に追加した返礼品2品を多くの寄附者に選んでいただいたことによるものでございます。 3点目、専決処分を行ったことにより、返礼品の送付については滞りなく送付ができております。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑はありませんか。 ごとうみき議員。 ◆7番(ごとうみき) 内容について、5点お願いいたします。 まず初めに、歳入ですけど、今回、ふるさと納税寄附金が入ることにより、2022年度は総額何人から幾らの寄附額となるのでしょうか。 2点目、今回の補正1億4,400万円は、いつからの分の寄附額となるのでしょうか。 3点目、この寄附金の使い道はどのような寄附項目が多いのでしょうか。 4点目、歳出についてです。ふるさと納税管理事務、寄附金の約半分が歳出で出ていきますが、この傾向は今までと比べてどうなのでしょうか。 5点目、返礼品発送業務委託料、これは昨今の物価高騰により、返礼品の物の買上げ単価も上がっているのでしょうか。返礼品を作る事業者さんが物価高騰分を自己負担しているということはないでしょうか、お願いします。 ○議長(青山耕三) 答弁者、総務部次長。 ◎石川総務部次長兼税務課長 まず、歳入、1点目ですが、補正後のふるさと納税寄附額の総額見込みは5億2,600万円、寄附の件数としましては8,500件程度を見込むものでございます。 2点目、今年度は最も寄附が集中した12月分で当初予算額を超えておりますので、それ以降から年度末までの分の寄附額となります。 3点目、寄附金の使い道ですけれども、多く寄せられている内容は、市長へのお任せのほか、「学びと文化で未来を創る人財を育てることに関する事業」、「ゼロカーボンシティの実現に向けた、環境の保全及びカーボンニュートラル事業の推進」、「健やかに暮らすことに関する事業」に御支援いただいております。 歳出の1点目の部分ですけれども、寄附金に対して歳出が約半分を占める傾向は、これまでと変わらないものであります。 続きまして、最後の御質問ですけれども、返礼品は寄附額の3割以内となるように事業者と調整しております。価格の変更の申入れがございましたら、寄附額の変更で対応しているところであります。 ○議長(青山耕三) ごとうみき議員。 ◆7番(ごとうみき) ありがとうございます。 1点、再質疑お願いいたします。 物価高騰に対する対応ですけど、先ほど返礼品の価格変更ということがありました。これは年度途中でも可能なのでしょうか。また、今回の補正の増額、これは昨今の物価高騰も踏まえて、これらの年度途中の価格増加分も見込まれての増額なのでしょうか、お願いします。 ○議長(青山耕三) 答弁者、総務部次長。 ◎石川総務部次長兼税務課長 年度途中の変更も可能です。また、価格等も加味されております。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第1号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第1号について、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議案第1号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより議案第1号、専決処分事項の承認を求めることについて(令和4年度日進市一般会計補正予算(第10号))の討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第1号に対する討論を終結します。 これより議案第1号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第1号、専決処分事項の承認を求めることについて(令和4年度日進市一般会計補正予算(第10号))は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第6、議案第2号、日進市企業版ふるさと納税地方創生基金条例の制定についてから議案第23号、市道路線の認定及び廃止についてまでを一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案させていただきました議案第2号から議案第23号までにつきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 初めに、議案第2号につきましては、企業からの寄附金を積み立て、日進市まち・ひと・しごと創生推進計画の将来的な事業に要する経費に充てるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第3号につきましては、令和6年度末以降に開駅予定である道の駅の地域振興施設について、地方自治法第244条の2の規定に基づき、施設の設置及び管理に関する条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第4号につきましては、日進市立の小学校及び中学校における部活動の在り方及び地域移行に関し必要な事項を検討するため、検討委員会の設置に関する条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第5号につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の規定に基づき、外国人に対する生活保護法による保護に準じた保護に関する事務について、個人番号を独自利用するために条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第6号につきましては、介護保険被保険者の生活支援のための事業を実施するために必要な規定を追加するため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第7号につきましては、国民健康保険に係る出産育児一時金の額について、健康保険法施行令の出産育児一時金の額を勘案し定めているところ、同令の改正により当該出産育児一時金の額が変更されたことに伴い、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第8号につきましては、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴い、家庭的保育事業等及び放課後児童健全育成事業者に対する基準を改めるため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第9号につきましては、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行等に伴い、必要な規定の整理を行うため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第10号につきましては、地方自治法の規定に基づき、令和4年度日進市一般会計補正予算(第12号)の議決をお願いするものでございます。 次に、議案第11号から議案第14号につきましては、地方自治法の規定に基づき、令和4年度日進市国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、五色園団地汚水処理事業の特別会計補正予算について議決をお願いするものでございます。 次に、議案第15号につきましては、地方自治法の規定に基づき、令和5年度日進市一般会計当初予算の議決をお願いするものでございます。 次に、議案第16号から議案第21号につきましては、地方自治法の規定に基づき、令和5年度日進市国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、三ケ峯台団地汚水処理事業、南山エピック団地汚水処理事業、五色園団地汚水処理事業の特別会計予算について議決をお願いするものでございます。 次に、議案第22号につきましては、地方公営企業法の規定に基づき、令和5年度日進市下水道事業会計予算の議決をお願いするものでございます。 次に、議案第23号につきましては、都市計画法に基づく開発行為による道路の帰属に伴う路線認定、スマートインターチェンジ整備事業に係る道路線形が変更されたことに伴う路線の認定及び廃止などをしようとするものでございます。 以上をもちまして、説明とさせていただきます。 なお、詳細につきましては、所管部長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(青山耕三) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 初めに、議案第2号、日進市企業版ふるさと納税地方創生基金条例の制定について御説明申し上げます。 この条例は、企業からの寄附金を積み立て、日進市まち・ひと・しごと創生推進計画に記載する将来的な事業に経費を充当するため、制定しようとするものでございます。 制定内容は、基金の積立て、管理及び処分に関することで、施行期日は公布の日からとなります。 ○議長(青山耕三) 次に、産業政策部長。 ◎長原産業政策部長 次に、議案第3号、日進市道の駅地域振興施設の設置及び管理に関する条例の制定について御説明申し上げます。 主な制定内容といたしましては、施設の名称、位置、開館時間、休館日、利用の許可、使用料等について定めるほか、指定管理者による管理及び管理を行わせる業務の範囲を規定するものでございます。 なお、施行期日につきましては、道の駅の開駅日に合わせて定めるものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、学習教育部長。 ◎加藤学習教育部長 次に、議案第4号、日進市立小中学校部活動地域移行検討委員会設置条例の制定について御説明申し上げます。 この条例は、日進市立の小学校及び中学校における部活動の在り方及び地域移行に関し必要な事項を検討するため、地方自治法第138条の4第3項の規定に基づき、日進市立小中学校部活動地域移行検討委員会の設置に関し、必要な事項を規定しようとするものでございます。 主な内容としましては、委員会の所掌事務、組織、委員の定数、任期、会議の招集など、議事に関するものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和5年4月1日からでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、健康福祉部長。 ◎川本健康福祉部長 次に、議案第5号、日進市行政手続における個人番号の利用に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 改正内容としましては、条例の別表第1に外国人に対する生活保護法による保護に準じた保護に関する事務を追加し、別表第2に利用できる特定個人情報を追加するものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和5年4月1日とするものでございます。 次に、議案第6号、日進市介護保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 改正内容としましては、高齢者移動支援など介護保険被保険者の生活支援のための事業を市独自の事業である保健福祉事業において、時宜に即した適切な事業を行えるよう規定を改めるものでございます。 なお、施行の期日につきましては、令和5年4月1日とするものでございます。 次に、議案第7号、日進市国民健康保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 内容としましては、出産に係る経済的負担を軽減するため、出産育児一時金支給額を8万円引き上げ、総支給額を50万円とするものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和5年4月1日とするものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、こども未来部長。 ◎棚瀬こども未来部長 次に、議案第8号、日進市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び日進市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な改正内容といたしましては、日進市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例につきましては、安全計画の策定などに関する規定及び利用乳幼児の移動のための自動車を運行する場合の所在の確認等に関する規定を加えるものでございます。 また、日進市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例につきましては、安全計画の策定に関する規定、利用者の移動のための自動車を運行する場合の所在の確認に関する規定及び業務継続計画の策定などに関する規定を加えるものなどでございます。 なお、施行期日につきましては、令和5年4月1日でございます。 次に、議案第9号、日進市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 主な改正内容といたしましては、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に伴いまして、子ども・子育て支援法の規定が一部見直しがなされ、同条を引用する規定を改めるものでございます。 また、民法等の一部を改正する法律におきまして、親権を行う者は、監護及び教育をするに当たっては、子の人格を尊重するとともに、その年齢及び発達の程度に配慮しなければならず、かつ、体罰その他の子の心身の健全な発達に有害な影響を及ぼす言動をしてはならないこととするとともに、懲戒に関する規定を削除したことに伴い、関係する省令の懲戒に関する規定が削除されたため、併せて規定を整理するものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和5年4月1日とするものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 続きまして、議案第10号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第12号)につきまして、歳入歳出に増額いたします8,588万3,000円の内容について御説明申し上げます。 初めに、歳入、5ページ、第1表でございます。 主なものとしましては、1款市民税は法人市民税の法人税割が大手自動車メーカーなどの業績が好調であったため、約3億円の増額、7款地方消費税交付金は収入状況に合わせて3億円の増額、11款地方交付税は交付団体となったことにより普通交付税の交付分として4,472万円の増額、13款分担金及び負担金、14款使用料及び手数料、ともに利用者の増加などにより635万1,000円の増額、15款国庫支出金は児童手当の国庫負担金の減額などから5,720万6,000円の減額、16款県支出金は道の駅整備事業負担金の皆減などにより1,500万3,000円の減額、18款寄附金はふるさと納税額の見込額が増加見込みとなったことにより2,584万7,000円の増額、19款繰入金は財政調整基金繰入金の減額などにより4億4,270万3,000円の減額、21款諸収入は資源ごみ売却収入の増加などにより2,067万7,000円の増額、22款市債は道の駅整備事業の年度の変更に伴い9,500万円の減額となります。 次に、7ページ、歳出です。 主なものとしましては、2款総務費は各基金積立金などで6億4,432万4,000円の増額、3款民生費は国民健康保険、後期高齢者医療などが増額したものの、介護保険特別会計繰出金、臨時特別給付金給付事業費の減額などにより差引き1億9,273万5,000円の減額、4款衛生費は予防接種推進事業の減額などにより8,682万1,000円の減額、8款土木費は東部丘陵保全基金積立金の増額はあるものの、道の駅整備事業の減額などにより2億5,478万5,000円の減額となります。 次に、9ページ、第2表繰越明許費補正でございます。 いずれも材料不足等により年度内事業完了が難しい事業を新たに追加するもので、2款総務費の情報化推進事業、戸籍事業、3款民生費の障害者基本計画推進事業、8款土木費のスマートインターチェンジ整備事業、野方三ツ池公園線整備事業、10款教育費の小学校管理事業、文化施設環境改善事業、スポーツ施設環境改善事業の8事業となります。 最後に、10ページ、第3表債務負担行為補正及び11ページの第4表地方債補正は道の駅整備工事の年度変更に伴うもので、債務負担行為は廃止、起債は限度額を4億2,300万円から3億2,800万円に減額するものとなります。 ○議長(青山耕三) 次に、健康福祉部長。 ◎川本健康福祉部長 次に、議案第11号、令和4年度日進市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正につきまして御説明させていただきます。 初めに、歳入ですが、2款県支出金は8,000万円の増額となります。これは、歳出の2款保険給付費に対する普通交付金でございます。 4款繰入金は1,398万8,000円の減額となります。これは、基盤安定繰入金等の法定繰入金の額が確定したことによる1,037万1,000円の増額及び基金繰入金2,435万9,000円の減額によるものでございます。 6款諸収入は、保険税延滞金を377万円、第三者納付金及び返納金を378万4,000円、それぞれ増額するものでございます。 7款国庫支出金は、マイナンバーカードの健康保険証利用申込み促進に係る費用に対する補助金により、13万8,000円増額するものでございます。 次に、歳出ですが、2款保険給付費は8,000万円の増額となっておりますが、これは、一般被保険者に係る療養給付費の増加が見込まれるため、増額するものでございます。 5款保健事業費は特定健康診査事業の特定健康診査委託料の減額により750万円の減額となります。 8款諸支出金は特別交付金の返還により120万4,000円の増額となります。 次に、議案第12号、令和4年度日進市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正について御説明させていただきます。 初めに、歳入ですが、1款後期高齢者医療保険料は581万4,000円の増額となります。これは、調定額の見込みの増加によるものでございます。 3款繰入金は1,080万円の増額となります。これは、後期高齢者医療広域連合へ支払う保険基盤安定負担金の増加により、一般会計からの繰入金を増額するものでございます。 5款諸収入は203万6,000円の減額となります。これは、一体的実施事業受託収入109万6,000円の減額、特別対策補助金94万円の減額によるものでございます。 次に、歳出ですが、1款総務費は203万6,000円の減額となっておりますが、これは医療費窓口2割負担導入に要した通信運搬費及び保健事業と介護予防の一体的実施事業の需用費と委託料を減額するものでございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料等負担金の増額により1,661万4,000円の増額となります。 次に、議案第13号、令和4年度日進市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正について御説明させていただきます。 初めに、歳入ですが、1款保険料は20万8,000円の増額で、収入に合わせ徴収保険料を増額するものでございます。 3款国庫支出金は5,921万8,000円の増額で、主に調整交付金を増額するものでございます。 4款支払基金交付金は3,712万4,000円の減額で、介護給付費交付金及び地域支援事業交付金を減額するものでございます。 5款県支出金は6,975万円の減額で、主に介護給付費負担金を減額するものでございます。 8款繰入金は3億1,720万4,000円の減額で、一般会計繰入金及び基金繰入金を減額するものでございます。 次に、歳出でございますが、1款総務費は1,506万3,000円の減額で、主に一般管理費を減額するものでございます。 2款保険給付費は3億1,900万円の減額で、給付費の見込みから主に施設介護サービス等給付費を減額するものでございます。 3款地域支援事業等費は3,095万7,000円の減額で、主に介護予防・生活支援総合事業費を減額するものでございます。 7款諸支出金は36万8,000円の増額で、介護保険災害等臨時特例補助金清算金等を増額するものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、都市整備部長。 ◎蟹江都市整備部長 次に、議案第14号、令和4年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ3万4,000円を減額いたしまして、予算総額を6,680万8,000円にしようとするものでございます。 それでは、第1表歳入歳出予算補正につきまして御説明させていただきます。 まず、歳入でございますが、3款繰入金は基金繰入金を75万8,000円減額するものでございます。 5款諸収入は消費税還付金を72万4,000円増額するものでございます。 次に、歳出でございますが、1款総務費は消費税納付金を3万4,000円減額するものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 続きまして、議案第15号、令和5年度日進市一般会計予算につきまして御説明申し上げます。 一般会計の総額は295億9,200万円で、前年度比19億4,400万円の増加となっており、過去最大の規模となっております。 それでは、増減をいたしました項目を中心に御説明申し上げます。 初めに、歳入でございます。 1款市税は緩やかな回復による景気動向を反映し、市民税が4億5,602万円、土地区画整理事業をはじめとする宅地開発などから固定資産税が1億1,969万2,000円の増加で、総額6億5,722万3,000円の増加となっております。 7款地方消費税交付金は消費の持ち直しなどで2億円の増加、11款地方交付税は特別交付税が減額となることを想定いたしまして2,000万円の減額、13款分担金及び負担金は日進美化センター既存施設解体事業など8,479万1,000円の増加となります。 15款国庫支出金は学校施設環境改善交付金、自立支援給付費、地域子ども・子育て支援事業及び社会資本整備総合交付金などで2億1,455万円の増加、16款県支出金は国庫増額に準ずるもののほか、出産・子育て応援事業などで1億832万6,000円の増加となります。 18款寄附金です。ふるさと納税の返礼品の追加などで2億8,550万円の増加、19款繰入金は財政調整基金繰入金などにより2億6,926万3,000円の増加、22款市債は中学校特別教室等空調整備設置事業やスポーツセンター空調整備改修事業などにより8,700万円の増加となります。 続いて、歳出について御説明申し上げます。 2款総務費はスマート窓口等導入や自動運転バス実証実験の皆増などにより2億946万5,000円の増加、3款民生費は自立支援給付費、障害児通所給付費、施設型給付費の増加などにより4億1,167万円の増加となります。 4款衛生費は日進美化センター既存施設解体事業の増加などにより9億6,400万5,000円の増加、6款農林水産業費はため池維持管理事業の増加などにより1,426万4,000円の増加となります。 7款商工費はプレミアム商品券発行補助金の皆減などにより3,153万円の減少、8款土木費は道の駅整備事業や野方三ツ池公園線整備事業における用地購入費の減少などにより4億6,025万2,000円の減少となります。 9款消防費は尾三消防組合負担金の増加などにより2,833万1,000円の増加、10款教育費は中学校特別教室等空調設置工事やスポーツセンター空調設備改修工事などの皆増により8億6,291万1,000円の増加、12款公債費は計画的な償還により5,688万2,000円の減少となります。 最後に、第2表債務負担行為及び第3表地方債につきましては、それぞれ一覧表のとおりとなります。 ○議長(青山耕三) 次に、健康福祉部長。 ◎川本健康福祉部長 次に、議案第16号、令和5年度日進市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では、235ページからとなります。 予算の総額は69億821万8,000円で、3億6,915万4,000円の増加となります。 主な増減内容としましては、歳入では、1款国民健康保険税は被保険者数の減少により3,687万8,000円の減少でございます。 2款県支出金は歳出の保険給付費の増加により3億655万円の増加でございます。 4款繰入金は歳出の国民健康保険事業費納付金等の増加により9,977万5,000円の増加でございます。 次に、歳出では、1款総務費、電算事務委託料等の減少により869万4,000円の減少でございます。 2款保険給付費は一般被保険者療養給付費等の増加により3億314万9,000円の増加でございます。 3款国民健康保険事業費納付金は愛知県に支払う令和5年度国民健康保険事業費納付金の増加により6,742万7,000円の増加でございます。 5款保健事業費は第3期データヘルス計画策定委託料等の増加により756万5,000円の増加でございます。 次に、第2表債務負担行為につきましては、5款1項1目保健指導事業の特定保健指導委託料につきまして、終了が翌年度になる場合があるため、これを計上するものでございます。 次に、議案第17号、令和5年度日進市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では、275ページからとなります。 予算の総額は21億8,886万5,000円で、7,089万円の増加となります。 主な増減内容としましては、歳入では、1款後期高齢者医療保険料は被保険者数の増加により1,431万7,000円の増加でございます。 3款繰入金は療養給付費市負担分繰入金等の増加により5,589万6,000円の増加でございます。 5款諸収入では被保険者数の増加に伴う健診事業受託収入の増加により67万7,000円の増加でございます。 次に、歳出では、1款総務費は被保険者数の増加に伴う健診委託料の増加により134万6,000円の増加でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は保険料等負担金及び療養給付費負担金の増加により6,974万4,000円の増加でございます。 次に、議案第18号、令和5年度日進市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では、299ページからとなります。 予算総額は59億9,315万8,000円で、前年度比較で3億6,886万2,000円の増額となっております。 主な増減内容としましては、歳入では、1款保険料は被保険者の増加に伴い2,927万2,000円の増加でございます。 3款国庫支出金は8,567万9,000円の増加、4款支払基金交付金は9,563万8,000円の増加、8款繰入金は1億716万8,000円の増加となっておりまして、これら増加の主な理由としましては、歳出の介護給付費の増加に伴う負担金の増額によるものとなっております。 次に、歳出では、1款総務費6万8,000円の増加とほぼ同額となっております。 2款保険給付費は高齢者や要支援・要介護認定者の増加に伴い、3億6,172万8,000円の増加でございます。 3款地域支援事業費は高齢者移動支援推進事業をはじめ、地域の支え合いの取組を支援するためなどにより、251万1,000円の増加でございます。 7款諸支出金は一般会計当初予算における福祉会館施設維持修繕事業費及び健康管理システム改修等事業費に充当するため、保険者機能強化推進交付金の一部を一般会計繰出金として繰り出すため、460万9,000円の増加でございます。 ○議長(青山耕三) 次に、都市整備部長。 ◎蟹江都市整備部長 次に、議案第19号、令和5年度日進市三ケ峯台団地汚水処理事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では、343ページからとなります。 予算の総額は1,024万6,000円で、前年度比較162万8,000円、18.9%の増加となっております。 主な内容といたしましては、歳入では、1款下水事業収入の下水使用料で609万2,000円、3款繰入金の基金繰入金で410万6,000円でございます。 次に、歳出では、1款総務費の需用費で209万8,000円、委託料で689万8,000円でございます。 次に、議案第20号、令和5年度日進市南山エピック団地汚水処理事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では、363ページからとなります。 予算の総額は1,426万2,000円で、前年度比較243万円、20.5%の増加となっております。 主な内容といたしましては、歳入では、1款下水事業収入の下水使用料で592万3,000円、3款繰入金の基金繰入金で820万4,000円でございます。 次に、歳出では、1款総務費の需用費で197万6,000円、委託料で849万2,000円、工事請負費で316万円でございます。 次に、議案第21号、令和5年度日進市五色園団地汚水処理事業特別会計予算について御説明申し上げます。 予算書では、383ページからとなります。 予算の総額は6,770万5,000円で、前年度比較1,269万7,000円、23.1%の増加となっております。 主な内容といたしましては、歳入では、1款下水事業収入の下水使用料で4,088万円、3款繰入金の基金繰入金で2,651万3,000円でございます。 次に、歳出では、1款総務費の需用費で921万1,000円、委託料で2,237万1,000円、工事請負費で3,329万2,000円でございます。 次に、議案第22号、令和5年度日進市下水道事業会計予算について御説明申し上げます。 予算書では、403ページからとなります。 収益的収支及び資本的収支の支出総額は35億9,998万7,000円で、前年度比較2億9,286万5,000円、8.9%の増加となっております。 令和5年度の主な事業といたしましては、本郷地区、日生東山園の下水道管渠埋設工事、南ケ丘地区、三井和合台団地の老朽化した管渠の改築工事、処理場の監視制御設備、計装設備などの老朽化施設の改築工事を施工し、下水道事業を推進します。 次に、収入及び支出の金額といたしましては、収益的収入及び支出として、下水道事業収益21億3,429万6,000円、下水道事業費用21億2,954万1,000円、資本的収入及び支出として、資本的収入12億8,806万6,000円、資本的支出14億7,044万6,000円でございます。 建設改良費の財源として、企業債4億4,430万円を予定しております。 次に、議案第23号、市道路線の認定及び廃止について御説明申し上げます。 主な内容といたしましては、都市計画法に基づく開発行為により市へ帰属された岩崎町芦廻間地内の芦廻間7号線及び芦廻間8号線、赤池町箕ノ手地内の赤池箕ノ手22号線、浅田町森下地内の浅田森下1号線及び浅田森下2号線の路線認定、スマートインターチェンジ整備事業に伴う竹の山一丁目地内から米野木町南山地内を結ぶ東名側道南線及び米野木町地内の南山6号線の路線廃止及び路線認定、県道整備事業で生じる現道余剰地等への接道設置に伴い、米野木町南山地内の南山9号線の路線認定、並びに公衆用道路として利用が見込まれない本郷町古郷地内の古郷2号線の路線廃止をしようとするものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第7、議案第24号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第11号)についてを議題とします。 議案は、お手元に配付したとおりです。 議案について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案させていただきました議案第24号につきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 この議案につきましては、地方自治法の規定に基づき、令和4年度日進市一般会計補正予算(第11号)の議決をお願いするものでございます。 なお、議案の詳細につきまして、所管部長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(青山耕三) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 それでは、議案第24号、一般会計補正予算(第11号)につきまして、御説明申し上げます。 こちらの補正予算は、主に旧日進美化センター既存施設解体事業につきまして、追加工事が必要となったため、増額するものでございます。 では、内容の御説明に入ります。 初めに、5ページ、歳入でございます。 13款分担金及び負担金は1億1,141万2,000円の増額で、日進美化センター既存施設解体事業費の東郷町からの分担金を増額するものでございます。 19款繰入金は8,852万8,000円の増額で、一般財源分を財政調整基金から充当するために増額するものでございます。 21款諸収入は6,032万8,000円の減額で、旧日進美化センター解体費に係る東郷町の負担分を13款分担金及び負担金へ予算計上を改めたことにより減額するものでございます。 次に、6ページ、歳出でございます。 4款衛生費は日進美化センター既存施設解体事業の変更契約に係る増額分となります。 7ページ、第2表継続費補正につきましては、美化センター既存施設解体事業の事業費補正に伴うものでございます。 8ページ、第3表繰越明許費補正につきましては、小学校管理事業を新たに追加するものでございます。 以上となります。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。 これより議案の委員会付託を行います。 議案第24号は、予算決算委員会に付託します。 直ちに議場で予算決算委員会を開いていただき、議案の審査をお願いします。 ただいまから暫時休憩します。     午前11時38分 休憩-----------------------------------     午後1時30分 再開 ○議長(青山耕三) 会議を再開します。 この際、予算決算委員長より審査結果の報告を求めます。 予算決算委員会 福安委員長。     〔予算決算委員会 福安淳也委員長登壇〕 ◆予算決算委員会(福安淳也委員長) 議長の御指名がございましたので、予算決算委員会の審査結果を御報告いたします。 議案第24号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第11号)については、説明を省略し、質疑応答が交わされました。 その後、討論を求めるもなく、採決の結果は全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で予算決算委員会の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 以上で報告を終わります。 ただいまの予算決算委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、予算決算委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより議案第24号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第11号)についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第24号に対する討論を終結します。 これより議案第24号を採決します。 本案に対する予算決算委員長の報告は可決です。 本案は、予算決算委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第24号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第11号)については、原案のとおり可決されました。 ここで執行部より発言の許可を求められていますので、これを許可します。 最初に、総務部長。 ◎石川総務部長 議案第1号、本日御議決いただきました専決処分事項の承認を求めることにつきましての資料の中で、補正予算書(第10号)の説明資料の中に誤りが見つかりました。これは訂正しておわびさせていただきます。 なお、資料につきましては、本日付で皆様に差し替えのものを送らせていただきますので、そちらで御確認いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(青山耕三) 次に、健康福祉部長。 ◎川本健康福祉部長 議案第17号、令和5年度日進市後期高齢者医療特別会計予算について、議案の説明について誤りがございましたので、訂正をお願いしたいと思います。 2款後期高齢者医療広域連合納付金の増額の説明で、保険料等負担金及び療養給付費負担金のところですが、6,954万4,000円の増加のところを誤って6,974万4,000円の増加と説明をいたしました。正しくは6,954万4,000円の増加でございます。おわびして訂正させていただきます。申し訳ございません。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第8、議案第25号、工事請負変更契約の締結について(日進美化センター解体撤去工事)を議題とします。 議案は、お手元に配付したとおりです。 議案について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案させていただきました議案第25号につきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 この工事請負変更契約は、令和4年9月5日に締結した旧日進美化センターの施設を解体、撤去する当初契約を変更するものであり、日進市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、議案の詳細につきまして、所管部長より説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(青山耕三) 次に、生活安全部長。 ◎杉田生活安全部長 それでは、議案第25号、工事請負変更契約の締結について御説明申し上げます。 この工事請負変更契約につきましては、令和4年9月5日に締結した旧日進美化センターの施設を解体、撤去する当初契約を変更するものでございます。 変更後の契約金額といたしましては、当初の5億5,990万円に1億3,961万2,000円を増額し、総額として6億9,951万2,000円となるものでございます。 また、履行期間につきましても、当初の完了日である令和5年11月6日から令和6年3月10日まで延長するものでございます。 変更の理由といたしましては、建築物解体工事、除染除去工事などの追加工事によるものです。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 議案第25号、工事請負変更契約の締結について(日進美化センター解体撤去工事)の質疑を許します。質疑はありませんか。 川嶋恵美議員。 ◆14番(川嶋恵美) 解体工事は、昨年9月に既に着手されており、12月中旬に追加工事等が必要と判断されたと説明がありましたが、今現在は工事が止まっているのでしょうか。 もう一点、追加工事の費用は妥当かどうかをどのように判断をされましたか。 以上、2点です。 ○議長(青山耕三) 答弁者、生活安全部次長。 ◎鬼頭生活安全部次長防災交通課長 1点目につきましては、工事請負事業者より、令和4年12月中旬にアスベスト分析の結果報告とともに工法の変更等が必要との申出があり、協議を重ねた結果、追加工事等が必要と判断いたしました。工事につきましては全体工程の中で、実施が可能な工事について進めております。 2点目につきましては、施工管理委託業務の請負業者である設計コンサル担当により、内容及び設計額の精査を行っております。 ○議長(青山耕三) ほかに質疑はありませんか。(なし) ほかに質疑なきものと認め、これにて議案第25号に対する質疑を終結します。 これより議案の委員会付託を行います。 議案第25号は、市民建設委員会に付託します。 直ちに大会議室で市民建設委員会を開いていただき、議案の審査をお願いします。 ただいまから暫時休憩します。     午前後1時38分 休憩-----------------------------------     午後3時15分 再開 ○議長(青山耕三) 会議を再開します。 この際、市民建設委員長より審査結果の報告を求めます。 市民建設委員会 永野委員長。     〔市民建設委員会 永野雅則委員長登壇〕 ◆市民建設委員会(永野雅則委員長) 議長の御指名がございましたので、本会議休憩中に開催いたしました市民建設委員会の主な審査の模様と結果について報告をいたします。 議案第25号、工事請負変更契約の締結について(日進美化センター解体撤去工事)を議題とし、説明を省略し、質疑に入りました。 委員より、今回ダイオキシン、アスベストの除去作業に係る金額変更とのことであるが、作業員の健康診断などの新たな労務管理分も含まれているのかとの質疑に対し、工事に当たっては、法令に基づき作業を進めている。ダイオキシン、アスベストの除去について、管理区域区分には該当しないが、事業者において自主的に年1回の健康診断を実施する予定であるとの答弁がありました。 また、工事による周辺環境への配慮として、天白川への影響に対する対策はどのようかとの質疑に、ダイオキシンなどを処理するに当たっては、除染専用設備の設置により、法令の基準に基づき安全に水を浄化しながら段階的に放流する形となっているとの答弁がありました。 また、中学校や福祉会館、通学路など周辺への影響について、新たな対策などは加えられたのかとの質疑に対し、作業に当たっては、クリーンルームで除染をするなど法令に基づいた処置を行いながら、周辺環境に影響が出ないよう慎重な管理の下、作業を進める予定であるとの答弁がありました。 また、アスベストの検査、除去についての国の補助はあるかとの質疑に対し、公共施設の解体については補助金はないとの答弁がありました。 また、工事総額の増額により社会資本整備交付金も増額となるのかとの質疑に対し、南部浄化センターに新たに建設した受入れ施設の建設工事を基幹事業としていることから、促進事業である今回の解体撤去工事として今予定している金額としては、1億4,600万円を上限として来年度予算に計上させていただいているとの答弁がありました。 また、地中の処理層からダイオキシンとアスベストが出た分の除去工事ということだが、これまでに実施した工事に対する割合はどのくらいになるのかとの質疑に対し、計算はしていないので不明であるとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第25号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で市民建設委員会の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 以上で報告を終わります。 ただいまの市民建設委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、市民建設委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより議案第25号、工事請負変更契約の締結について(日進美化センター解体撤去工事)の討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第25号に対する討論を終結します。 これより議案第25号を採決します。 本案に対する市民建設委員長の報告は可決です。 本案は、市民建設委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第25号、工事請負変更契約の締結について(日進美化センター解体撤去工事)は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第9、議案第26号、日進市公平委員会委員の選任についてから議案第28号、日進市公平委員会委員の選任についてまでを一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について、提案説明を求めます。 説明者、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案させていただきました議案第26号から議案第28号につきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 初めに、議案第26号につきましては、公平委員会委員である鈴木典行氏は、人格が高潔で、弁護士として人事行政に関しまして高い識見を有しておられ、また、平成21年9月から本市の公平委員会委員を務められ、その実績からも委員として最適でありますので、同氏を引き続き公平委員会の委員に選任しようとするものでございます。 次に、議案第27号につきましては、公平委員会委員である江尻典隆氏は、あいち尾東農業協同組合の常務理事を務められるなど、人格が高潔で高い識見を有しておられ、また、平成27年4月から本市の公平委員会委員を務められ、その実績からも委員として最適でありますので、同氏を引き続き公平委員会の委員に選任しようとするものでございます。 次に、議案第28号につきましては、平成27年4月から2期8年間、公平委員会委員として御尽力をいただきました若松文男氏が退任の意向であり、その後任として上田信子氏を選任しようとするものであります。 上田信子氏は、愛知県職員を長年勤められ、その間、愛知県陶磁美術館長を務められるなど、人格が高潔であり、人事行政に関しまして公平な視点と高い識見を有しており、公平委員会の委員として適任であると考えております。 よろしく御審議を賜り、御賛同いただきますようお願いを申し上げて、説明とさせていただきます。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 議案第26号、日進市公平委員会委員の選任についてから議案第28号、日進市公平委員会委員の選任についてまでの各議案について一括して質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第26号から議案第28号までの各議案に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第26号から議案第28号までの各議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議案第26号から議案第28号までの各議案については、委員会付託を省略することに決しました。 これより議案第26号、日進市公平委員会委員の選任についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第26号に対する討論を終結します。 これより議案第26号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第26号、日進市公平委員会委員の選任については、原案のとおり可決同意されました。 これより議案第27号、日進市公平委員会委員の選任についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第27号に対する討論を終結します。 これより議案第27号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第27号、日進市公平委員会委員の選任については、原案のとおり可決同意されました。 これより議案第28号、日進市公平委員会委員の選任についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。 大橋ゆうすけ議員。 ◆16番(大橋ゆうすけ) 議案第28号、日進市公平委員会委員の選任について、賛成の立場から討論をいたします。 市長の御説明にありましたとおり、上田信子氏は愛知県職員を長年にわたり勤められ、その間、愛知県陶磁美術館長を務められるなど、行政事務全般におかれまして公平な視点と高い見識を有しております。また、人格的にも優れた方であり、公平委員会の委員として適任であると考え、本案に賛成するものであります。 ○議長(青山耕三) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第28号に対する討論を終結します。 これより議案第28号を採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第28号、日進市公平委員会委員の選任については、原案のとおり可決同意されました。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 以上で本日の日程は全部終了しました。 来る2月28日は午前9時30分から本会議を開きます。 本日はこれにて散会します。     午後3時28分 散会...